記事のタイトルを決める際に大事にしたい5つのポイント

今回は、コンテンツのタイトルの付け方について紹介します。せっかく書いた記事ですから、たくさんの人に読んでもらいたいですよね。そのヒントとなる記事タイトルの付け方を5つにまとめました。

具体的な数字を入れる

広告などの業界では、すっかりおなじみの「数字」を入れるの技。数字を入れることで、たちまち具体性アップ!説得力もぐんぐんアップです。

「この本、たくさん売れてます」と言われるよりも「この本、10人に6人は買っていきます」と言われた方が、イメージしやすくないですか?

記事を書く際にもできるだけ具体的な数字をいれるようにしてみましょう。

ターゲットが知りたい言葉を使う

検索キーワードを意識する、ということと同じですね。ターゲットを絞ることは、基本のキ。
ターゲットの人に読んでもらうようにするには、ターゲットの人にわかる言葉を使ったほうが読んでもらい易くなります。

例えば、この記事の内容も「検索されるためのブログ記事のSEO対策」とかではなく「記事のタイトルを決める際のポイント」としているのは、この記事を読んでもらいたい人(ターゲット)として、イメージしているのが「記事タイトルの具体的なつけ方を知りたい」と思っている人を想定しているからです。

読むとどうなるのかがわかるようにする

「困ってることが解決される」、「役に立つ情報が書かれている」、「○○の方法が書かれている」などを、タイトルから見てわかるようにしておけば、
記事も読んでみようと思ってもらえますよね。

「○○する方法」とか「△△のためのコツ」などが、その例です。

ターゲットやレベルを書いておく

そもそもその内容は、自分にとって理解でいるものなのか、自分が探している情報なのか・・・ということがタイトルを見てすぐわかれば、ターゲットの訪問を逃しません。

例えば「実践編」や「初心者向け」や「○○業界の方必見」などがあるとどういう人向けの内容かがわかりやすくなる、ということです。この部分も、ターゲットを絞る!ということと繋がってくるわけですがターゲットやレベルを絞って書いたとしても、それ以外の人も見に来てくれますから、ここは思い切って表記していいと思います。

記事のタイトルは25文字〜30文字以内を目指す

これ、私もついつい流してしまいがちなんですが(笑)。グーグルなどの検索一覧でずらーーっと並んだとき、25文字〜30文字以内までは表記されていますが、そこからはみ出ると「…」で省略されてしまいます。

もし、26文字を超えてしまうとしてもせめて大事なキーワードは、タイトルのできるだけ最初の方に入れておくことを意識するべきだと思います。

よくある失敗事例

期間限定で、「桜がライトアップされます」というお知らせ記事に、次のようなタイトルをつけてみました。

■■寺で200本の夜桜堪能!●月●日から△日までライトアップ

このタイトルを上記の5つのポイントに照らし合わせてみます。

まず、200本の桜がライトアップされる、と規模の大きさがわかる数字が入っています。ターゲットは夜桜見物をしたいなぁと思っている人であることもわかります。その人たちが検索するときに「夜桜」「ライトアップ」などのキーワードを入れることも想像して付けられたタイトルですよね。ターゲットが知りたいであろう「場所、日時」も入っています。タイトルの文字数30文字は多すぎることはありません。

「夜桜」「ライトアップ」や「■■寺」と検索キーワードを入れれば、上位で検索される予感です。では、検索で表示された1000人のうち1000人がこの記事を読むか?残念ながら、答えは「YES」ではありません。なぜでしょう?

それは、「このタイトルを読めば知りたいことが全部書いてあるから」なのです。

もちろん、タイトルを読んだだけで内容が伝わるということが、まったく悪いわけではありません。また、内容が予測できたとしても、より詳しい情報があるのかもと思って、記事を読もうとしてくれる人もいるでしょう。けれど、このタイトルでは「内容はだいたいわかった」と、記事を読まずに飛ばしてしまう人がいることも、事実です。

記事の内容を読んでもらえないということは、そのブログへのアクセス数がその分上積みされないということ。せっかく検索で上位表示されているのに。

ターゲットのことを思って、内容をシンプルにまとめたタイトルを付けた事例ですが、もう一歩ターゲットのことを思って「クリックしたくなるタイトル」にひねるとヨカッタんですねぇ。

例えば・・・

「夜桜を見るなら■■寺をオススメする3つの理由」

とタイトルを付ける。ただし、そのあと必死で3つの理由をピックアップ!駐車場の有無や周辺にどんなお店があるのかなど、ひねり出してみてください(笑)。きっと3つ程度なら探せるはずです。(どこかから拾ってきた内容を記事にすると、この方法は使えませんけどね)

ターゲットのことを思いやって色々考えてみると、タイトルも、そして記事自体の質も、もっと良くなるかもしれませんね。ワタシもまだまだアタマを悩ませる毎日です。一緒に頑張りましょうね。

まとめ

一生懸命書いた記事、ちゃんとターゲットに「読んで」もらっていますか?ターゲットへ向けて情報発信しているのに、読んでもらえていなければ意味がありませんよね。当たり前です。記事を読んでもらうというのは、読者に「クリック」してもらうという意味。

タイトルですよね、記事のタイトル。検索結果でいくら上位表示されたとしても、タイトルの付け方次第ではクリックされずに流されてしまう。クリックされる良い記事タイトルがつけられるようにするには日々の練習が必要になってきます。この経験は一生物のスキルとなりますので、ぜひ記事タイトルをおろそかにしないでくださいね。