ちょっと前のブログでSAKAMOTOさんが
「どんな人たちにそのホームページを訪問してほしいか、妄想するのが大事!」と書いてましたね。
どうしても、「どんな色、使おうかなぁ」とか「写真、動かしちゃおうかなぁ」と見た目のイメージ先行でホームページのことを考えがちですが、人に来てもらうには、「誰に?」ということを考えるって大事ですよね。
さて、今回は
「じゃ、それはダレに読んでもらう?」ということを記しておきますね。
誰に訪問してほしいか、と似たようなことですが。
ホームページでもブログでも、そのページの中で
「一番伝えたいこと」を土台にして、文章を綴っていったらいい。
これ、基本のキ♪
では・・・皆さん、
新築マンションの公式サイトって見たことあります?
ドーンと外観や共有スペースの写真があったり、モデルルームのギャラリーがあって
「わぁ、こんなところに住みたいなぁ」と思わされます。
マンション選びのポイントに、建物の安全性をあげる人は、たくさんいるので、
その情報は欠かせません。
大きな地震等の天災に対してどうなのか、防犯面はどうなのかなどの構造に関する情報も説明してあります。
でも、お気づきでしょうか?
ホームページ全体の中で、それらの情報はわりと少なめ。
「周辺環境」とか「アクセス」とか「設備」など、日常の生活の中で知りたい情報が、ガッツリと写真付きでたくさん掲載されています。
だって、新築マンションの公式サイトを訪問する人のほとんどは
「マンション、欲しいなぁ」という人で、
さらにそのほとんどが「一般の人」だからです。
一般の人に対して、マンションの構造について
その業界では一般的であろう専門用語を使って、紹介文を載せたところで
「マンション、欲しいなぁ」という一般の人からすると「ふーん、なるほどぉ」ぐらいなもので「うわっ!欲しいっ!!」とココロ揺さぶられるまでには、なりません。
なぜなら、そもそも専門用語は理解しづらいし、実体験としてのイメージも浮かびづらいからです。
ホームページ、ブログなどで発信する側からの
「伝えたいこと」「知ってもらいたい大事なこと」はもちろん、大切。
ただ、それを読む人がわかるような言葉を使って表現する、ということがそれ以上に大切!
「わかる言葉」というのは、その言葉を使った時に相手とアナタが同じこと(もの)を想像できているということ、です。
情報発信する側の「独りよがり」になってしまわないためにも、
相手のことを、ひたすら妄想していくことはやっぱり大切です。
読む対象の人の言葉を使うコト! ←コレ、イガイトムズカシイノダ・・・。