お客様のサイトのリニューアル案件で開発環境を用意することになり、「All-in-One WP Migration」というプラグインを使って、今の状況をそのまま移行しようとしたんですが、だいぶ長い期間使っているサイトでしたので、エクスポートしたデータ容量が1GBを超えてしまいました。
たしか以前は512mbまでが最大アップロード容量だったんですが、最近はサーバーのアップロード容量に影響されるようで、自分が使っているXサーバーでは、1GBまでアップロードできるようになっていました。
それでも、アップロード容量が1GBだと足りないので、方法を探していたところ、php.ini設定をいじればアップロード容量をあげられることを知り、さっそくやってみました。
memory_limit、post_max_size、upload_max_filesizeここをすべて2GBに変更。すると、管理画面内のインポート画面をみるとアップロード容量が2GBになっていました。
意気揚々とエクスポートしたファイルをアップしてみると、なぜか途中で止まってしまいます。完全にフリーズします。何度かためしたのですが、全然だめです。
それで色々と調べていたら、以下の記事にたどり着きました。
https://qiita.com/ayame_hasegawa/items/30db12282c2ebc1c974a
やはり、あまりにも大きい容量のファイルだとphp.ini設定をいじってもだめなようで、プラグインを編集しないといけないみたいです。
編集後、無事にアップロードすることができました。
ただ、展開中に再度止まることがあったので、どうしたものかと悩んでいたら、移行元と移行先でPHPのバージョンが違っていたのが原因だったようです。初歩的なミスですが、よくやりがちなので、ご注意ください。
容量の大きなサイトの移行はあまりないかと思いますが、自分は相当時間をつかったので、備忘録的に記録しておきます。