会社やお店のホームページを更新するのに、文字だけだと、ちょっと寂しく見えますよね。チラシの場合、手にとって観てもらうことが大切ですが、ホームページも同じです。せっかくホームページにお客様がアクセスしてくださっても、目を引くものがなければすぐに帰ってしまいます。
見出しやタイトルで目を引くこともできるのですが、画像や写真でうったえかけたほうが効果的です。ホームページでは、目を引くために使う、小さな画像(サムネイル)を「アイキャッチ」と呼んでいます。直訳すると「目を捕まえる」といったところでしょうか。よく言ったものですね。
そういう意味では、バナーも同じ。たとえばこちら、豊中のお花屋さん。
季節ごとに商品が変わるので、その時々でバナーを変えています。たまにならいいですが、頻繁にバナーを作るとなると、コストが掛かりますよね。バナーをデザイナさんにお願いすると一つ1万円、安く見積もっても一つ5000円は必要です。
なので、このお花屋さんでは、画像編集ソフトのPhotoshopを使ってお店の方がご自身でバナーを作っておられます。もちろん、プロのクオリティーというわけにはいきませんが、それでもお店の雰囲気や、お店の方の人柄が伝わると思いませんか?
高級ブランドや、マンションのホームページのような、見た目のクオリティが商品のイメージに直結する場合は、クオリティが重要です。でも、小さなお店や会社で、特に人と接する機会の多い職業では、ホームページに手作り感があったほうがいいこともあります。
簡単なバナーなら、頑張って自作してみてはいかがでしょうか。
するとあなたは、「Photoshopは高価だし、バナーなんて作れないよ。」 と思うかもしれません。
でも大丈夫ですよ!いいソフトが無料で使えるんです。
たとえば、GIMP。
http://www.geocities.jp/gimproject2/download/gimp-download.html
こちらはPhotoshopと変わらないくらい高機能な画像編集ソフトですが無料で使うことが出来ます。ただですね、Photoshopもそうですが、GIMPも多機能すぎて、自分が使いたい機能がなんなのかを理解するまでに時間がかかってしまうかもしれません。
実のところは、目的がバナー作りなら、Photoshopほど高機能でなくてもいいんです。それなら、Windowsのペイントじゃだめなの?という人もいますが、残念ながらペイントにはレイヤー機能というものがありません。
レイヤー機能とは、「枠を描いた透明の紙の上に、文字を書いた透明の紙を重ねる」 という透明の紙を何枚も重ねるような使い方ができる機能なのですが、それを使うことで、あとから文字だけを変えたり、文字の位置だけを移動させたり、2つの画像を半透明にして重ねたり、などなど、いろんなことができるのです。文字だけ書き換えるような作業がおおい、バナー作りでは必須の機能だと思ってください。
レイヤー機能があって、しかも操作が簡単という点では、こちらがオススメです。もちろん無料でつかえて、必要最小限の機能で、なのにレイヤー機能も備えているスグレモノです。
このpixlrというアプリは、パソコンにインストールすることなく使うことが出来ます。なので、Windowsユーザーでも、Macユーザーでも使えますね。ただ、使い方の本がないので、かわりにGoogleやYahooで 「pixlr 使い方」 で検索してみてください。丁寧に説明してくれているサイトがたくさん見つかりますよ。
ちなみに、こちら↓のホームページでは、pixlr を使ってバナーを作っておられます。
Photoshopも使ったことがないのですが、pixlr はそれほど苦労なく使えるようになったそうです。
せっかくホームーページを作っているのなら、しっかり働いてもらいたいですよね?
作っただけのホームページには価値がありません。集客できるホームページにするには、更新が大切。お金をかけることが難しい、個人商店や中小企業で、ホームページをきちんと活用できている方は共通してコツコツ更新を続けています。
あなたのホームページは眠っていませんか?少しずつ、できることからでもいいので、更新してみてください。更新して作っていけば、必ず結果が出てくるのもホームページのいいところですから。