手段から考えると100%失敗します

目的やターゲットについて、過去何度もとりあげ、くどくど書いていますが、あまり理解されていないようです。

特にいきなり手段から入ってくるお客様が結構いらっしゃいます。

どういうことかというと、観光情報を発信したいのでアプリを作って欲しいとか、各店舗を紹介するためのアプリを作って欲しいとか言われますが、そもそも「なぜアプリ」にする必要があるのか?そこを深く考えずに、なんとなく流行っているから取り入れてみたいという安易な発想で制作依頼されてくるお客さんのことです。

アプリはインストールされるには相当高いハードルです。しかもたとえインストールされても一度も開かれることなく、削除されるものも多くあります。

なので、僕らがコンサルさせてもらう際には、常に目的から導き出したターゲット層に合わせた戦略を策定させてもらっています。それがウェブ出ない場合もあります。パチンコ屋さんがウェブに力入れたところで、ターゲット層はまず見ないですよ。それだったら、チラシ作って最寄り駅でまいているほうがよっぽど効果的ですので。

まずは、ブレない目的があり、そのターゲット層は何を望んでいるかを徹底的に考えた上で、手段がきます。

この順番を間違えて成功することはありません。

手段は選択肢が無数にあります。それ故に目的がしっかりしていないと、手段を選択しようがないですし、どこでそのゴールをはかるかもわからなくなります。

よーいスタートでいきなり後ろ向きに走り出さないためにも、手段は置いておいて、目的をしっかり見つけましょう。