バナーを作るときにほしい画像編集ソフト - PictBear

ホームページを運営していると、かならず困るのがバナー。

セールなどの期間を限定したイベントや、新商品の紹介などをしたいとき、
写真だけではなくて、ちょっとした文字を加えて紹介したい時がありす。

Windowsには、ペイントという画像を編集するソフトウェアが付属していますが、
お世辞時も使いやすい、といえるものではありません。

写真を編集するソフトウェアといえば、PhotoShopが有名ですが、買おうと思うと結構なお値段になります。
頻繁に写真を加工する機会があるのであれば、ぜひとも購入したいところですが、
ひとまずお金をかけずに画像を編集してみようと思ったら、おすすめなのがこちらのフリーソフトです。

http://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/

PictBear(ピクトベア)といいます。

このピクトベアと、ペイントの違いですが、一番は、レイヤを使うことができる点です。
レイヤというのは、いわば透明な紙のようなもので、それを何枚も重ねて画像を作ることができます。

たとえば、一枚目のレイヤに写真を貼って、2枚目のレイヤに文字を書き込むようにします。
そうすることで、あとから文字だけを書き換えることができます。

ペイントでは、レイヤがないので、一枚の画用紙に写真を貼って、上から文字を書いたりするので、
あとから文字だけを消そうとしても消えなくなってしまうので、はじめから作りなおす必用があるわけです。

また、文字の修正が楽になるだけではなく、
一枚の画像の中に、写真や文字、イラストを重ねて、部分ごとに色を変えたり、
配置を変えたりすることもできるようになります。

他にも、レイヤを使えば、グラデーションをかけたり、霧がかったようにしたり、半透明の写真を重ねあわせたりといった、
凝ったこともできるようになるのですが、なんにしても、慣れが必要。

はじめのうちは試行錯誤が必要です。
ちなみに私はこちらのソフトを使っています。
http://www.sourcenext.com/product/pc/gra/pc_gra_000388/

なぜ使っているかというと、ずっと使い続けていて、
操作にすっかり慣れているから。ただそれだけです。
新しいソフトを使うためには、それになれるための時間が必要ですから、
その「馴れる時間」を惜しんで使い続けているわけです。

でも、他の方にはあまりおすすめしません。
というのも、それおど高性能なソフトウェアではないうえに、情報が少ないのです。

ソフトウェアを選ぶときは、ソフトウェアそのものの良し悪しも大切ですが、
情報があるかどうかも大切な判断基準になります。
たとえば、インターネットで検索すれば、使い方を紹介しているホームページがたくさんあるか。
あるいは、本屋に行けばそのソフトウェアの書籍があるか。ということです。

私達がWordPressをおすすめする理由の一つも情報が多いからなのですが、それと同じですね。
ちなみに、PictBearは、ネットで検索すれば、そこそこ情報が出てきます。
シンプルなソフトウェアなので、書籍を買う程でもないかもしれませんが、残念ながら、あまり書籍はありません。

もし、PictBearよりももっと高機能なソフトウェアがいい、という方には、GIMPがあります。

http://www.gimp.org/

英語サイトですが、日本語に対応していますし、もちろん、無料で利用できます。
書籍もたくさん見つかります。
PhotoShopと遜色ない、とすらいう人もいるくらい、高機能です。
ただ、フリーという都合上、サポートが十分ではないなどの欠点もありますので、
無料と有料の製品を単純に比較することはできないませんよね。
でも、写真加工が本業というのならともかく、そうでないのなら、
PictBearや、GIMPで十分ではないでしょうか。
ペイントを使ってバナーを作っているのでしたら、ぜひ試してみてください。