「やる」か「やらないか」


自分は職業柄、起業しようと思っている人と話すことも多いのですが、話をされた方のうち殆どの方が起業しないことが多いです。

先日も、起業の相談を伺っていたのですが、こちらからいろいろと提案するのですが、全てにやれない理由を延々とおっしゃられて帰って行かれました。

「何のために相談来たのだろうか?」と疑問しか残らなかったのですが、起業家に必要な資質ってたぶん四の五の言わずにとりあえずやってみることなんだろうなぁと思った次第です。

やってだめなら次の方法を考える。その繰り返しだと思います。

あるコンサルタントの方の話で印象的だったのが、セブンイレブンの強さの秘密です。コンビニ業界でセブンイレブンは2位以下を大きく引き離し、一人勝ちしています。

なぜセブンイレブンはあれほど強いか知っていますか?

それは、セブンイレブンはPDCAを高速で回すからだそうです。

PDCAというと難しく聞こえますが、単純にいうと、何でもとりあえずやってみるそうです。

仮説を立てて、とりあえずやってみて、ダメなら何故駄目なのかを分析して、またやってみる。他のコンビニはしっかり大企業病で、仮説を立てても根拠が無いとやらない。そりゃ、勝てないわけです。

起業しようと思ってる人や自分のような中小企業は、とりあえずやってみることが大事です。少しでもいいなと思った意見や考えはとりあえず取り入れてみる。合わなければやめればいいだけです。

色々な会社さんのコンサルしていて思うのは、伸びる会社はほんとにやると言ったことをやるまでのスピードが早いです。そして、どんどんやっていきます。

起業もとりあえずやってみる事が大事です。別に会社やめなくてもできることはたくさんあります。まずは1円でもいいから稼ぐことから初めてみるといろいろ見えてきます。

もう、「でも」とか、「まだ」とか、「いや」とか言うのやめてみませんか?

Just do it!