取材や打ち合わせなどでの訪問先が、初めて降りる駅にある時。
時間があれば、できるだけその駅周辺のお店を見て回ったり
食事やお茶を飲んだりするのが好きです。
どのお店も、外観や看板などに色んな工夫をなさっていて
それを見るのが楽しいんです。
飲食店でもキレイ系のお店でも、正直なところ
看板や外観には、あまりそれぞれに違いってありません。
流行りもあるし、イメージの雰囲気もあるので個別のお店ごとの特長って
そんなにはないように思います。
奇をてらって、通行する人の注意を引こうとしている風景もたまに見かけます。
「わぁ、おもしろーい!」と思わず見てしまうお店も、もちろんありますよね。
ただし、そのお店に入るかどうかは、別かなぁという気もします。
特に、初めて訪れるところの場合は。
中でも、「色の使い方」はそれが顕著に表れるように思います。
以前に比べたら、看板や建物自体も色んなデザインがあって、
それに伴って色の使い方もとっても個性的でオシャレになってるし、
それもOKになってますよね。
でも、やっぱり客観的に受けるイメージというのは、あるなぁと感じます。
例えば飲食のお店なら、暖色系やアース系が、やっぱり安心するんですよね、フシギと。
「他のお店と違うように表現しよう」とか
「自分は、この色が好きだから」ということだけを優先させてしまうと
受け取る側のことが、置いてけぼりになっちゃうんじゃないでしょうか。
ホームページを作るときにも
やっぱり、情報を受け取る側がどんなイメージを持つか、ということを
意識して、イメージカラー、コーポレートカラーを決めるべきだと思います。
代表的なカラーとそのイメージのいくつか挙げてみますね。
青 | 誠実、知的、爽やか、冷静・・・など |
赤 | 情熱的、インパクト、リーダー・・・など |
緑 | 調和、自然、安心・・・など |
紫 | 癒し、独創性、高貴・・・など |
黄 | 明朗、ユーモア、中心・・・など |
オレンジ | 陽気、社交的、笑顔・・・など |
茶 | 自然、温かみ、安心・・・など |
ご自身のお仕事が、どんなイメージを持ってもらいたいのかを考えて
カラーを選ぶことが大切ですよね。