読みやすいブログ記事にする簡単な方法 -語尾をちょい変え-

ブログ記事の更新を頑張っているみなさま。
「タイトル決めを頑張れ!」とか
「ターゲットのことを妄想しろ!!」とか
考えることがいっぱいで、意外に記事の更新って大変ですよね~。

さらに今回は「読みやすいブログ記事に・・・」という内容。

「タイトルのことやキーワードやターゲット。考えることがイッパイで、もうムリ」って?
大丈夫です。難しいことはいたしませんよ、ちょちょ~っと語尾に変化をつけてみるだけです。

語尾に変化を付けると、どう変わる?

まず、下の文章を読んでみましょう。
駅のコンコースで、目に留まったものを描写していったものです。

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駅のコンコースで友人を待ちながら、あたりを見回してみる。カップルが、別れを惜しむようにおしゃべりをしている。駅ビルからの通路を、サラリーマンが大きな荷物を抱えて足早にこちらへ向かっている。切符を買おうとしている老夫婦は、案内版を見上げている。その横を、関心なさそうに学生が改札へ向かって歩いている。今日も様々な事情と思いを持った多くの人が、この駅で時間を過ごしている。

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パリの駅a0050_000437

駅のコンコースでの風景を書いた文章ですが、どれも「~~~ている」という語尾になっています。
想像力豊かな方は、場面を思い浮かべるでしょう。
けれど、登場人物の行動は現在進行形なので、文字で表現するとどうしても「~~~ている」という形になってしまいがち。「~~~~ている」が続くと、一本調子でちょっと退屈します。

そこで、ちょっとだけ語尾を変えてみますね。

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駅のコンコースで友人を待ちながら、あたりを見回してみた。カップルが、別れを惜しむようにおしゃべりをしている。駅ビルからの通路を足早にこちらへ向かってくるのは、サラリーマン風の男性。抱える荷物が重そうだ。ふと切符売り場へ目をやると、案内版を見上げる老夫婦がいる。目的地までの料金表示を探しているのだろうか。その横を、学生が改札へ向かって歩いているが、まるで関心なさそうだ。今日も様々な事情と思いを持った多くの人が、この駅で時間を過ごしている。

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語尾をちょっと変えることを意識すると、ちょっとリズムが出てくるので、それに伴ってちょっとだけ文章も変わっています。どちらの文章も同じ場所で、あたりを見ながら目に留まったものを描写していっただけなのに、語尾を変えて、読みやすくなった気がしませんか?

「語尾を変える」と意識すると、結構いろいろと触れるところがあることに気付くものです。

記事を書くことでアタマがいっぱいになると、トータルでの文章の雰囲気にまで気が回らなくなりますが、ちょっと時間をおいて改めて読み返してみてくださいね。

一本調子になって読みにくいと感じたり、カタイ印象の文章になっていたら、語尾をちょっと変えてみてはどうでしょう。ぐぐっと雰囲気が変わって、また文章を書くことが楽しくなりますよ。