ホームページに集客するためのコンテンツの作り方

ホームページを作った状態では、基本的なページしかありません。そこから閲覧者、つまりお客さんに見てもらえるサイトにするためには、コンテンツを作っていく必要があります。ただ、やみくもにコンテンツを作っても自社の商品やサービスを使っていただけるお客さんに届くことはありません。どんなコンテンツをどのように作っていくかについて解説したいと思います。

お客さんからの質問事項を書く

コンテンツを作ると言っても、どんなコンテンツを作ればよいのか悩みますよね?まずは、お客さんからよくいただく質問を書いてみましょう。

お客さんからの問い合わせの電話やメールでのことでも取り上げたらいいですし、商品・サービスの案内をしている時、お客さんとの会話で出たことでもOKです。

一人のお客さんの疑問って、その人がたまたま口にしただけのことで他にも同じように疑問に思っている人はいるはずです。なので、それをコンテンツとして書いておけば、同じような疑問を持って、「あ、ネットで検索してみよう」と思った人がホームページを訪問してくれるかもしれません。

飲食店なら「予約っていつまでにしたらいいですか?」とか、「子ども連れでも大丈夫ですか?」とか、聞かれることありません?

クリーニングなら「この素材もクリーニングに出せます?」なんて聞かれることないですか?美容院なら「髪の毛が、ぼわって広がるのが困るんだけど」と相談されません?お花屋さんなら
「アレンジメントって、どう伝えたらいいかわかんないのよね」というお客さんのつぶやきを耳にしませんか?

きっとありますよね、似たような何かが。で、これらの質問、問い合わせ、相談などと
その答えになるものを書いていけば、きっと「あ、これ知りたかったんだよね~」という方のお役に立てるはずです。

お役立ち情報を書く

お客さんの質問に答えきったら、次は自社の商品やサービスのことについて書いてみましょう。自分では当たり前と思っていることも業界のことなど知らない一般のお客様にとってはとても貴重な情報になります。

例えば、エアコンクリーニングの会社なら、「自分でできるエアコンフィルター掃除の方法」を記事にしてみる。美容院なら、「子供の髪の上手なくくり方」を記事にしてみる。こういったお役立ち記事を書くことで、貴社のサイトがどの業界やどのキーワードで専門性を持っているかがお客様だけでなく、Googleなどの検索エンジンにも伝わります。

これは自分しか知らない情報だと思っていても、ネットで検索すると結構簡単にでてきます。なので、お客さんの役に立てる情報だと思ったらどんどん記事にしていきましょう。その記事を読んでしっかりとお客さんにも勉強していただいた上で、自社の商品やサービスを利用していただくとその価値がしっかりと伝わります。

事例をのせる

自社のサービスや商品を利用していただいたお客さんの許可が取れたら、事例としてコンテンツにしましょう。工務店さんなら施工事例という形で、ジムならビフォーアフターという形でコンテンツを用意すると、これから貴社の商品やサービスを利用してみようかと思っているお客さんもイメージしやすくなります。

まとめ

コンテンツを作ると言っても何も難しいことではありません。まずは、お客さんからの質問に答える感じでコンテンツを作り、お役立ち情報を用意する。事例が増えてきたら、同じような事例をまとめて記事にする。そうすることで確実に問合せが増えます。

大事なことを付け加えると、中身のないページをたくさん作っても意味がないので、コンテンツを作る際は、しっかり作り込むことが大事です。たとえば、同じような質問と回答のページをたくさん作るより、アクセスについて聞かれることが多い場合は、徒歩で来る場合、車で来る場合などを分けて、コンテンツを作るのではなく、「アクセスについて」という記事の中に、様々なパターンの記事を用意するようにしましょう。

またコンテンツは一度作って終わりではなく、何度もリライトして、お客さんの役に立つ記事にすることが大事です。